10月8日に新しい訳書が刊行されました。
『大人の幸せは静かだ』(テス著、かんき出版)

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本書の著者は30代半ばの男性で、韓国で人気のエッセイスト。本書の原書は韓国で20万部を超えるベストセラーとなっています。
お気に入りのフレーズを本文からいくつかご紹介します。
心を揺さぶられる経験だけが幸せとは限らない。平穏と安心感。安定感と静けさ。みんなが寝静まった夜、スッキリした気持ちで眠れる日常に幸せという名をつけることもできるのだから。
知り合いの感情の掃きだめにされないよう逃げる術も身につけた。1カ月に数日は、自分と対話をするために空けておく。さみしいけど生産的。そう。これは生産的なさみしさなのだ。
- 韓国エッセイが好きな人
- 普段あまり本を読まない人
- ついつい人と比べて落ち込んでしまう人
こんな方々にオススメの一冊です!
現地で2024年秋に出版されただけあって、韓国を取り巻く現状のようなものもよく描かれています。とくに30代前後の人たちがどんなことを感じながら暮らしているのかがわかるので、日本との共通点や違うところを見つけてみるのもいいかもしれません。
