AI時代に必要なライティング術の本を訳しました!

訳書紹介『ハーバードの人生を変えるライティング』

翻訳を担当した本が6月25日に発売になります。

タイトルは『ハーバードの人生を変えるライティング』です。

韓国でライティングを教えている著者が考案した「OREO(オレオ)公式」というメソッドを使って、ロジカルな文章を書く方法を教えます。

著者ソン・スッキさんの本は、CCCメディアハウスさんから『作文宿題が30分で書ける! 秘密のハーバード作文』( 岡崎暢子訳)が刊行されています。子どもから学べるこちらの本もあわせておすすめです。

 

最近はAIがどんどん身近になってきました。

私の周りでもChatGPTを使う人が増えているのを感じています。先日、友人と話していたときにChatGPTが心理診断(子どもの書いた絵をアップロードすると、その子の精神状態を判断してくれる)をすると聞いたときにとても驚いたのを覚えています。

企画書やブログの文章をAIに書いてもらっているという方も増えていると思います。

そんな中、なぜ直接書くことが重要なのかという問いを著者はしきりに呼びかけています。

アマゾンを始めとするグローバール企業が会議でのパワーポイントの使用を禁止しているのは有名な話ですが、それは「文書にまとめたほうが理解しやすく、伝わりやすくなる」という経営陣の方針があるからだそうです。

自分の気持ちや頭の中が整理できるからという理由で、日記やSNSに日々のできごとを綴っている人も多いことでしょう。

とはいえ、それを誰かに伝えるためには「ロジック」が重要です。

少しテクニックを駆使するだけで、より伝わりやすい文章が書けるのです。

 

書くことに悩んでいるみなさんにぜひ読んでいただきたい一冊です。