날씨와 인터뷰하는 법(天気にインタビューする方法)/キム・セヒョン、キムヨンサ
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気象専門家のドタバタ成長ストーリー
<内容>
自称「気象オタク」の著者による、エッセイ集。
大学で「大気科学」を専攻し、修士課程、博士課程まで進んだ著者。ある日、ひょんなことからテレビ局の「気象専門家」として働くことになる。
それまでの研究とまったく違うテレビ局の仕事に最初は戸惑うものの、持ち前の探究心で目の前の課題を解決していく。
肩書きとしての「職業」より、自分がほんとうに好きなもの、突き詰めたいものに向き合う姿勢に心動かされる。
<目次>
一部:ジェット気流に体を預けて
二部:局地的な大雨注意報
三部:津波の前に経つ気象キャスターの日常
四部:異常気候
<感想>
天気という、私たちの生活にも身近なテーマに惹かれて手に取った一冊。
天気予報士、お天気キャスターという言葉は聞いたことがあったけれど「気象専門家」という職業を初めて知りました。
著者は映画『デイ・アフター・トゥモロー』を見て、気象について学びたいと思うようになったそう。私もこの映画は子供心にすごく衝撃的で印象に残っていたので、ちょっとした共通点を見つけてうれしくなりました!
気象を学ぶためにはどうしたらいいのだろうと、大学の教授に自らコンタクトをとったり、自分の研究を役立ててみたいという一心でテレビ局への就職を決めたり……。
著者の行動力に驚きつつ、これぞまさに「好きを仕事にする」ことなのだと感じました。
先が読めない天気の特性上、気楽に有給もとれないといったお仕事エピソードも興味深かったけれど、個人的には第四章がとてもおもしろい!
「地球温暖化」や「異常気象」という言葉が聞かれるようになって久しいけれど、実際私たちの周りではどんな現象が起きているのかを実例をもとに解説しています。
近年、韓国では大規模な山火事が起きていて、韓国に暮らす一人としても関心をもっていたのですが、この山火事も温暖化と関連がある…という話がとくに印象に残っています。
気象に関心のある方はもちろん、「好き」を仕事にしてがんばっている方におすすめの一冊です。
